宝石のような色鮮やかなジャムに

ジャムはじっくり時間をかけて煮込むよりも短時間で煮詰めた方が、
フルーツの新鮮な香りや風味がぎゅっと詰まった
美味しいジャムに仕上げることができます。
では、ジャム作りに最適な鍋って何かお分かりですか？
もちろん、お手持ちの鍋で気軽に作ることができますが、
フルーツの味や香りを残したいなら
強火調理に適した熱伝導性の高い「銅の鍋」が最適なんです。

銅鍋というとパティシエなどの料理人たちが扱う
プロ仕様のイメージがありますよね。
しかし、フランスなどでは家庭の主婦も
普段からジャムづくりを楽しむことから、
日常的に広く愛用されているお鍋なんです。

品質の高さと洗練されたデザインに定評のある
フランスのボウマルから届いた銅のジャム鍋。
間口が広く底面が平らな形は水分を飛ばしやすく、
作業中にアク取りやかき混ぜがしやすい程よい深さが特徴です。
ジャム作りに適した材質に加え、作業がしやすいこの鍋は
普段からよくジャムづくりをされる方には
最高のお鍋と言ってもいいでしょう。
通常、ジャム用の鍋は大きめのものが多いのですが、
この26cmは取り回しがしやすく、
気軽に適量のジャムを作ることができるサイズです。
他にもカスタードクリームや餡作りにもお使いいただけます。

銅鍋の熱伝導の良さは鉄の5倍、ステンレスの24倍と言われています。
火加減の調整にも素直に反応し、強火にかければ一気に熱が伝わり
しかも熱ムラがなく食材全体に火を通すことが可能。
また、銅イオンの効果でフルーツの発色が美しく、
瓶に詰めた後も鮮やかな色艶をキープしたままお召し上がりいただけます。

この銅鍋は錫引きが施されていません。
利点としては糖度の高いジャムやあんこなどを
高温で調理をしても焦げ付かないことと、
先ほども触れたように銅イオン効果で加熱による
食材の色の変色がないことです。
気を付けていただきたい点は、銅鍋は酸や塩分に弱く
長時間放置しておくと変色などが起こります。
調理後はすぐに容器へ移し、汚れを落としておきましょう。

気になるお手入れ方法。
まず一番大事なのは洗った後はすぐに水気をふき取り
よく乾燥させておくことです。
銅の酸化によって現れる緑青（ろくしょう）は、
塩分、水分、湿気が付着していると発生しやすくなるので
保管するときは新聞紙などに包んで
常に乾燥させた状態をキープしてください。
緑青は人体に悪影響があるものではないので、
必要以上に心配することはありません。
ご使用前に専用のクレンザーやレモン汁やお酢に塩を混ぜたものを
つけて磨くことでキレイになります。ご安心ください。

使うほどに色合いが飴色に変化していく
経年変化の美しさも銅鍋ならでは。
特性をよく理解し少しだけお手入れに気をつければ、
ジャム作り好きさんにとっては文句なしの相棒になるはず。
いちご、りんご、あんず、ルバーブなど、
旬に出回るフルーツで作るジャム作りが
暮らしを豊かにするとっておきの時間になりそうです。

菓子研究家のいがらしろみさんに教わったジャムづくりを公開しています。
レシピはもちろん、銅鍋の魅力やお手入れについても
語ってくれていますので、ご参考にしてください。

※こちらの商品はギフトラッピングができない商品になっております。